オススメ観光スポット第3弾<北部アイスランド>
チョルネース半島
アイスランド最北端の半島で、スキャウルファンディとオクサルフィヨルズルの両湾の間に位置しています。 半島の西の沿岸は砂岩の土手になっている地層が特徴的で、溶岩、河川や湖そして海底からの流送土砂、氷河によって運ばれた堆積物の他、亜炭を含有。氷河期及び第三期の時代からの地層がはっきり見られる地帯として地質学的に興味が惹かれるところです。 半島の先端部から北極圏までは僅か30km。沈まない太陽の夜「ミッドナイトサン=白夜」の観測には最適な一帯。かっては春になるとグリーンランドからの流氷が到達したことも。流氷にのって北極白熊が現れたこともあります。一番最近では2008年6月。(2010年5月時点)
島のある峡湾 エイヤフィヨルズル
アイスランド最長のフィヨルドで「島のある峡湾」の意味。降雨量がかなり少なく、河の水も氷河からのものではないため、河川が氾濫したり、流れのコースを変えることが一度もありませんでした。その恩恵として、この地域はアイスランドで最も豊かな酪農地帯になっており、緑多い肥沃な土地になりました。
ダルヴィーク
漁業と海産物加工業を中心に賑わう人口1,800人の港町。 文化のレベルが際立って高い町で、たった四家族しか住んでいなかった1901年には最初の演劇が催されたと記録されています。 アイスランド一の大男として記録されている身長2m20cmの「ヴァイキング・ジャイアント」ことヨウハン・ピエトゥルソンがダルヴィーク出身であるほか、アイスランド建国以来五代続く大統領のうち、第三代をつとめたクリスチャウン・エルジャウンもダルヴィーク出身。
オゥラフスフィヨルズル
同じ名前の湾の短いフィヨルドにある港町。 今世紀前までは農業が中心ででしたが、現在では漁業が主産業。 オゥラフスフィヨルズルに至る幹線道路はオゥラフスフィヤルザルムーリの断崖の岬からスロープになっており、この一帯は、ミッドナイト・サンの移行を鑑賞するには最適のスポットといわれています。
ソイザルクロックル
スカーガフィヨルズル・フィヨルドの入江に位置する町で、北アイスランドではアークレイリについで大きい規模です。 1870年頃古い交易所を中心に発展し、現在では漁業、海産物加工業を始め、様々な軽工業が基幹に。ユニークな産業としては岩綿の工場で、溶かした鉱石から羊毛状の繊維を作り、絶縁・断熱・防音材などに使われています。 博物館では過去から現在にいたるまでの現地の生活について展示。 夏季はミッドナイトサン(真夜中の太陽)のもと、ドラングエイ島やマゥルムエイ島の美しい景色が眺望できます。 ソイザルクロックルの周りには、芝土で覆われた古い18世紀の館や民族博物館があるグロインバイルや、1106~1798年にかけての北アイスランドの監督司教座が残るホウラル・イー・ヒャルタダールルがあります。
大きな岩の島 ドラングエイ島
スカーガフィヨルズル湾にある島ドラングエイは「直立した大きな岩の島」を意味しています。切り立った断崖絶壁が海抜200mの高さまで突き立っている島には無数のツノメドリが営巣。古典アイスランド・サガに出てくる有名な10世紀の無法者グレッティル・アースムンザルソンの隠れ住んだところとしても知られています。