アート・カルチャー

北欧理事会文学賞ノミネート

写真引用:北欧理事会文学賞

2018年の北欧理事会文学賞のノミネート作品にアイスランドの著者 Sigurður Pálsson(シグルドル・パウルソン) の詩集「Ljóð muna rödd」(リョーヅ・ムナ・ロッド)とAuður Ava Ólafsdóttir(オイズル・アヴァ・オーラフスドッティル) の小説「Ör」(オール)が選出されました。

1993年には同賞を受賞したことがある Sigurður は昨年10月に他界しており今回のノミネート作品は彼の遺作ともなりました。

Auður Ava Ólafsdóttir の Ör は昨年のアイスランド文学賞を受賞した作品。Jónas Ebeneser(ヨーナス・エベネセル)という主人公の49歳での離婚とその後の人生について描かれた小説であり書評家からたちは深い内容と芸術的で読み辺りのよい文章について高評価を得た一冊です。

北欧理事会文学賞の発表は10月30日にノルウェーのオスロ・オペラハウスにて行われます。