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アイスランドの焚火 – ÁRAMÓTABRENNA

先日ご紹介したアイスランドのNEW YEAR’S EVEの花火。 Gunnar Freyr Gunnarsson – Icelandic Explorerさんが、その街中で誰もが打ち上げられるのが良くわかる動画をシェアしていますのでぜひともご覧ください。

 

また今年は一件、花火の不良が原因で路上で爆発してしまう事件もあり現地では話題となっていました。近隣の住民が撮影した動画がこちらです。

幸いにも怪我人は出なかったようですがこれは一歩間違えれば大変な事態となっていたに違いありません。

このアイスランドの年末年始の文化、実は花火だけではなく大掛かりな焚火も国内各地にて行われます。それは12月31日の大晦日に去りゆく一年へのお別れの意味を込めて行われるもの、そして1月6日のクリスマスの最終日にお祝いとして火が焚かれます。

元々はこんな風に大規模に燃やすほどの木材が無かったアイスランドですが、国が発達しそういったゴミや木材のあまりが出るようになった頃からこの文化が始まりました。歴史的には1791年を起源に19世紀の後半には国中のそれぞれの農場単位でも一年のゴミなどを燃やして焚火をすることが広まっていったとの事です。今では無いですが、一時期には火の周りを妖精への信仰を込めて踊っていた時期もあるそうです。BONFIRE(焚火)を行う文化は各国にありますが12月31日、1月6日に行うのはアイスランドだけであると言われています。

現在では上記の写真のように使わなくなったパレットなどが多く燃やされています。