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アイスランド 首都レイキャヴィクの12月31日

アイスランドでは、12月31日の年越しを花火を打ち上げて過ごします。
花火で年越しといえば海外では一般的ですが、アイスランドの花火はユニークな点があります。

まず、アイスランドでは12月31日だけ一般人が打ち上げ花火をあげることを許されています。なので、みんなお祭り騒ぎで打ち上げ放題です。陽が落ちてからはそこらじゅうで花火の音が聞こえ花火が街を照らします。

さらに、その花火はレスキュー隊によって毎年売られます。アイスランドのレスキュー隊は全てボランティアで成り立っているので、花火の売り上げがレスキュー隊の財源になるのです。1年間みんなのことを助けてくれたレスキュー隊に感謝を込めて花火を買う、アイスランドらしい発想だなと思います。

私は去年の年越しをReykjavíkの大きな教会Hallgrímskirkja で過ごしました。
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教会の下の黒い影は全部人です。ここにこんなに人が集まっているのを見るのは初めてでした。
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アイスランド人だけでなく、世界中からカメラマン達も集まっていました。
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打ち上げ花火が上がっています。

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12時が近づくと花火の数も増え、ひっきりなしに打ち上げられる花火が教会を照らしていました。
大々的なカウントダウンはなかったのですが、みんなそれぞれに家族や友達とあけましておめでとう!(アイスランド語ではGleðilegt nýtt ár!)と言い合っていました。

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大迫力で、教会あたり一帯が燃えているかのように感じました。私は年越しを海外でするのは初めてだったので、寒いなか花火をみるのは新鮮でした。

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この日は吹雪いていて花火が風に流されて地面に落ちて来たりしていたので、日本人的な考えでは危なくて怖かったですけどね。

街中が花火で照らされいつもと違った様子が見られるので、年末に旅行を考えている方はぜひアイスランドで年越しして来てください。

花火の粉などが飛んでくることがあるので心配な方は、現地の子供達をならってゴーグルを準備して楽しんでください。

【ライター:片岡杏奈】

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