2014年と2016年のそれぞれ9月、アイスランドを旅行し、「火」を体験することができた。
参考:ナショナルジオグラフィック「2014.10.14 止まらないアイスランドの火山流」
軽飛行機で現地へ。
土砂や灰で覆われたバトナ氷河と溶岩の噴出・流れの共演。火と氷の国アイスランドを見た。
溶岩台地の割れ目から噴火、同乗した外国人が「Very impressive!」と叫ぶ。
2年後、溶岩が流れ出た面積は85平方キロ(山手線内側のそれは63平方キロ)。広大だ。
大きく口を開けた細長い噴火口、威厳に満ちた城壁のよう。
溶岩流の跡、蛇行し干上がった川の様相を呈す。
川を挟んでにらみ合う、新しい溶岩台地と氷河舌端。
アイスランドでなければ、このような経験はできなかったでしょう。
アイスランドでも、同じことに巡り合うことはもうないでしょう。
観光案内所のデスク上には、手書きで once in a lifetime span と書いてあった。
【ライター:藤井勝善】