自身のアカウントで #karlmennskan (#masculinity) のハッシュタグをつけて自身が「男らしさ」という概念が弊害となり社会の中で不自由な思いをした経験や素直に感情を表に出せなかった経験をシェアすることで、そんな固定概念を取り払って自由に自己主張が出来るような社会を目指そうといった内容のキャンペーンです。
この活動の主催者の一人である Þorsteinn V. Einarsson(トルステイン・エイナルスソン)さんの話では参加をする人々の多くが投稿する内容は男らしさという先入観があるせいで自身の感情を表現が出来なかった経験であるとの事です。
Bjarni Snæbjörnsson(ブヤルニ・スナイビョルンソン)さんは「自分は郊外の小さな村で生まれ育ちましたが幼いころから自分が同性愛者であり女性らしい性格であると気づいていました。そしてそれを理由に周りからいじめを受けたり笑われていたので自分が自分らしく生きる勇気を失ってしまいました。」と投稿。Sveinn Arnarsson(スエイン・アルナルスソン)さんは「妻の流産の後、私はよく一人で車で出かけていました。それは唯々悲しみを抑えきれずに泣くためにでした。しかし私は「男らしさ」について考えるとその行動を他の誰にも見せられなかったのです。」との投稿。
また、中にはもっと日常的な内容もあり、Haukur Viðar Alfreðsson(ホイクル・ヴィーダル・アルフレドスソン)さんは「私はベイリーズ(アイルランドの甘いリキュール)がとても大好きですが男らしさについて考えてしまいバーでは一度も頼んだ事がありません。」と自身の経験をシェアしています。
この活動に対してはアイスランドの女性たちからも自身のアカウントで応援すると伝える投稿が増えています。