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アイスランド伝統料理レシピ大公開!

アイスランドフェアにて大好評だったアイスランドの伝統料理、「ラム肉と野菜のスープ」「プロックフィスクル(鱈とじゃがいものフィッシュグラタン)」「フラットブレッドとラムスモーク」アイスランド料理三種盛り。今回多くのみなさまからのご要望にお応えして、アイスランド外務省 公邸料理人フレドリッグ・シーグルズソン氏直伝のレシピを大公開!

世界有数の長寿国として名高いアイスランドは、料理に香辛料をほとんど使わず、素材本来のうまみを生かしシンプルな味を好むのがアイスランド料理の特徴と言えます。

《3種盛り》その1

ラム肉と野菜のスープ 【材料】約10人分

※ ラムの下茹で用にカブ、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、セロリなどの皮やクズ野菜も捨てずに取っておきます。

熱々のスープをお好みのカップやスープ皿に盛り付け、仕上げにパセリなどを加えて下さい。

余談ですがカレーライスを知らないアイスランド人は意外にも多く驚きましたが、あえて日本人的な考えでご提案するならば、残ったスープに水を足して市販のカレーやシチューの元を加えると美味しいカレーやシチュウが完成します。ラムの香りが少し苦手な方々でも食べやすくなると思います。

《3種盛り》その2

プロックフィスクル(鱈とじゃがいものフィッシュグラタン)
【材料】約10人分

元々は余った材料を利用して作ったのが始まりのようです。アイスランドの定番料理として、家庭でもレストランでも作られています。

※ ラムの下茹で用にカブ、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、セロリなどの皮やクズ野菜も捨てずに取っておきます。

プロックフィスクルはパンにのせて食べたりココットに入れてチーズやパン粉を加え、グラタンに仕立ても美味しくいただけます。ペンネなど加えると食べ応えがでます。
残ったら冷蔵庫で一旦冷やしクリームコロッケの用にパン粉をつけてフライパンやオーブンで焼いてもOK。

《3種盛り》その3

フラットブレッドとラムスモーク 【材料】12枚~13枚分

フラットブレッドはアイスランド最古の食材と言われる伝統的な調理食品です。当時は熱した石の上で焼いていたそうです。

トッピングに特に決まりはありませんが、アイスランドではハムやスモークした肉をのせて食べるのが基本的な食べ方。燻製はヴァイキング由来の伝統的な食材として伝えられています。
私、個人的にはサンドイッチに用いられる具材があれば、いろいろアレンジ出来て楽しいと思います。生地は蓋付きのタッパなどに入れ冷暗所で保存。(焼いてから2日~3日以内で召し上がって下さい)