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アイスランドのシシャモのお話

 

アイスランドと言えば「魚!」と思い浮かべる人も多いかな。。。
今日はそんなお魚の話題です。

今ではスーパーでアイスランドのサーモンやシシャモを見かける日も多くなりましたね。

アイスランドではタラを使ったプロックフィスクル(鱈とじゃがいものフィッシュグラタン)なんて料理もあります。(写真左端)

ここ最近のアイスランド漁業についてなのですが、

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Shaping Up for A Second Season of Capelin Shortage


ICELAND REVIEWの2020年1月27日の記事によると、今年もシシャモが不漁だとか・・・
(過去の様子も探ってみると、https://fiskerforum.com/no-capelin-season-for-iceland/ 昨年も不漁だった模様)

ICELAND REVIEWによると、調査船が12日間の調査航海に出て先週土曜日に戻り、その結果隊長が「こんなに少ない取れ高は見たことがない」と話しました。
このままだと、2020年は去年に引き続き、シシャモ不漁の年になります。。

水産省も水産ビジネスに与える影響を危惧していて、専門家たちは上がり続ける海水温が考えられる原因ではないかとしています。アイスランドではまだまだ漁業に頼る町も多く、その一つのアイスランド東部のFjarðarbyggðは2018年にはアイスランドでとれる47%ものシシャモを捕獲、加工しており、そういった町、コミュニティ全体への影響は計り知れません。

今年のシシャモの不作は、今後2,3年は影響するするだろうと言われています。なぜならシシャモの約90%は3年で産卵し、残り約10%は4年で産卵します。そして、産卵後にシシャモは死んでしまいます。ということは、ある年にシシャモの取れ高が少なければ、3年後にも同じように少ないということなんです。

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ニュースで聞かない日はない「地球温暖化」、「海水温上昇」、がアイスランドにも影響を少なからず与えているようですね。日本にもアイスランドのシシャモが輸入されていますから、今後の展開が気になりますね。アイスランドの10クローナ硬貨にはシシャモが描かれていますけど、もし万が一取れなくなってしまったら、硬貨の絵も変わってしまうのかな・・・なんて。杞憂に終わることを願ってやみません。

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