アート・カルチャー

アイスランドの犬ぞりクラブ全国大会

アイスランドの犬ぞりクラブによる全国大会が先週末に北アイスランドのミーバトン湖周辺で行われました。今年は約六十頭の犬たちとそのオーナーが参加したこの大会は2010年から行われており子供から大人まで参加します。

「これ以上ない天気に恵まれた大会でありそこにいる全員と一緒に楽しむことが出来たのはとてもうれしい。7歳の子供から67歳のご高齢者まで皆が楽しんでいた。」と東アイスランドEgilsstaðir(エイジルスターディル)から参加したHjördís Hilmarsdóttir(ヒュルディス ヒルマルスドッティル)さんは語ります。

大会では子供たちにも橇の操舵が任されており立派に競技者の一員として数えられています。南アイスランドのHafnarfjörður(ハフナルフィヨルドゥル)から参加した9歳の女の子Aðalbjörg Haraldsdóttir(アダルビョルグ ハラルドスドッティル)は自身でもレース用の犬を飼っているが今回は母親の犬と一緒にレースへ出場。彼女は犬たちをコントロールするのはそんなに難しいことではなく、ただ応援すればよいのだと言います。

それが何故かというと犬ぞりの犬たちはシンプルに走ることが大好きであり、楽しいとしか考えていないからである教えてくれたのは北アイスランドのAkureyri(アークレイリ)から参加のMaría Björk Guðmundsdóttir(マリア ビョルク グドムンヅドッティル)さん。犬たちはいつでもソリ用のハーネスを付けるときは嬉しそうにしているとの事です。

この大会では競技としての主旨に加え様々な動物の展示も行われ参加者以外の人々にも人気を博すイベントです。

写真引用:Sleðahundaklúbbur Íslands / Icelandic Sleddog Club facebook