歴史・コラム

アイスランド、金融・経済危機のその後

 

2008年にアイスランドで発生した金融・経済危機。それに関わる案件についての検察による調査が以降行われてきていましたが、最後の対象となっていた案件の調査が証拠の不十分などを理由に終了し、これで全ての調査が終了したことを国営放送局の「RÚV」が報じました。裁判としては先週は危機の発生の引き金ともなった旧グリトニル銀行に関連する裁判が始まりました。現在6つの案件が裁判中との事です。

検察は「今年の秋で危機から10年が経ちますが、近年までは常に新しい案件が浮上してきていました。しかしもうこれ以上新しいものが出てくることはないだろう。」と話します。

2009年に特別な部署を設置して調査をしてきた検察。その部署によると危機に関しては202件もの調査対象案件があったとの事です。その内の一部の扱いとしては84件が調査途中で証拠不十分などの理由にて中止、18件が調査は完了したが違法性の無さ、証拠不十分などの扱いとなりました。また他に22件は別の案件と合わせての対象となり、4件は別の検察部署へ引き渡しなどの扱いとなった等があります。

長年の検察の調査によって、また裁判の結果などによると、当時の銀行の行いで調査対象とされた案件はたくさんあったが結果的に法的に違法となるものばかりではなかったという結果でした。

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